アウラ ブランドデザインとは、
ブランディング、特に農業・水産・畜産に関わる食品の商品企画とパッケージデザインを基軸にした地域産品のブランド作り&プロモーションを行っている会社です。

臨床心理士と共同し、消費者の購買心理や色彩心理など“人の心”の考察から始まり、手に取り買い物かごに入れるまでの行動を心理学の観点から掘り進めます。理論より現場でのリアルな消費体験を重視し、消費者マインドの代弁者でありたいと考えています。

なぜパッケージデザインを重視しているのか。
それはブランディング効果がいち早く現れるからです。パッケージはお客様に一番近いところにあるツールです。数字(売り上げ)を上げるためのコストパフォーマンスに優れた道具であると考えています。

百貨店やグロッサリー、出版社、著名シェフとのコネクションを活かし、地域産品の販路開拓も受け持っています。

悲しい哉“良いもの”が売れるとは限りません。肝心なのは告知、プロモーションなどの営業活動だと考えています。職人気質の生産者さんは「食べてみりゃ分かる」とおっしゃいます。ではどこで出会えるのか、食べられるのか? お客さんにきちんと届けるケアまでやらなくては数字は上がりません。

ブランディングに必要な道具をすべて提供し、使い方を示しながら一緒に歩むコーチのような存在でありたいと思っています。

aula brand design 本多英二

お問い合わせは → mail_icon

■ 略歴

  • (公社) 日本パッケージデザイン協会会員/調査委員
  • (特非) 日本プロ農業総合支援機構(J-PAO) 参与
  • (財)岡山県産業振興財団 登録専門家
  • 農林水産省 中四国農政局 6次産業化プランナー

■ 仕事歴

亀田製菓、大王製紙(エリエール)など大手メーカーのパッケージデザインを数多く手掛ける。またデザイン顧問として大創産業(ダイソー)やお掃除用品コロコロで有名なニトムズなどのインハウスデザイナーを指導。
師匠の水戸岡鋭治氏(九州JR ななつ星など観光列車のデザイナー)から「そろそろ故郷に恩返しを」との啓示をいただき、岡山の地域産品ブランディングに注力。以来、各地の農家さんからの依頼を受け東奔西走中。

■ 私のデザイン観

真っ当な商いをしている人達は、ランチェスターの法則を知らずとも自らの強みを意識し、大手と戦わずしてコアなファンを獲得している事実。反面、イイモノを作っているのに報われない人々も多く見てきました。不振の原因は何でしょう?
高いから売れない、のではありません。価値を感じないから買わないのです。もっと言えば、生産者が持てる価値ある情報が正しく届いていない(届ける努力をしていない)からなのです。

地域産品ブランディングにおける大切な心根は「自分の生まれ育った土地に誇りを持つ」ということ。他の土地で流行っているものをそのまま頂いたり、大手メーカーの商品が正義だと思い込み、味やパッケージを真似る事ではありません。この土地に暮らしている人間だからこその気付きがあるはずです。
この姿勢で真摯にモノ作りすれば、地域産品はもっと面白いものになるでしょう。